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クロちゃん。 4本の脚のうち3本で爪が肉球に深く刺さっていました

    クロちゃんとの出会いは、中央区生活保護課からの相談。「飼い主が入院する可能性があるのに猫がいる」と。実際、2回救急搬送されましたが、入院が必要ではなく、その日のうちに帰宅できました。
    それ以降、クロちゃんの食べ物が不足したときに、飼い主さんから直接相談が入るようになりました。

    何度目かの訪問で飼い主さんとクロちゃんに会えましたが、その時も足の爪が伸びて肉球に刺さっていました。身体的・精神的な病気を抱える飼い主さんは、クロちゃんの爪の状態がわからないのです。

    その後しばらくして、「3日前から頻尿で、オシッコも出ていない」と連絡がありました。緊急性が高いため、電話があった2025年12月29日に即受診することに。飼い主さんは公衆電話からしか連絡ができないため、電話のあったスーパーまで迎えに行き、そのまま自宅へ向かってクロちゃんをピックアップ。動物病院へ走りました。
    幸い重篤な状態ではありませんでしたが、慢性腎不全の症状が顕著でした。どうぶつがかりで預かり、治療を終えて飼い主さんの元へ帰りました。その際に、療法食と、老猫なのでホットマットを入れた暖かいベッドを寄付しました。
    年末の大騒ぎでしたが、飼い主さんは、クロちゃんが急に軽くなったように感じたり、「食べていない」「オシッコをしていない」と思い込んでしまうときがあるようです。


    毎月訪問して療法食をお届けするとともに、爪切りをすることにしました。

    生活保護受給者の医療費は無料ですが、ペットの医療費は対象外。この先、どうやって治療を続け、暮らしていけばいいのか。生活困窮者のペットが最低限でも医療を受けられる仕組みができればといのにと願うばかりです。

    クロちゃんの医療費や療法食代は、飼い主さんが分割でも支払おうと努力してくださっています。しかし、立て替えがかさむばかり。毎月訪問の交通費は担当が負担して節約していますが<どうぶつがかり基金>を使用させていただく可能性が高い案件です。

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