どうぶつがかりが2023年8月より関わってきた案件がようやく収束しました。
発端は、江南区生活保護課職員からの相談。
◯精神病の飼い主さんが入院している
◯職員と保健師で交代でご飯をあげてきた
◯お盆休み中、世話に通ってもらえないか
訪ねてみると、家の戸が開けっぱなしで、
まだ生後半年足らずのヨーキーが外に出ています。
2匹の猫もションボリしていました。
家に入るとムッとする、いわゆるゴミ屋敷。
ヨーキーはすでに新潟市動物愛護センターに
「犬が外にいる!」と通報が入っていたそうで、そのままにはできず、
預かりを快諾してくれたボラのSさんに託しました。
Sさんが、フィラリア予防をしていないヨーキー君の検査・予防と
(糞尿にまみれて臭かったので)トリミングに連れて行ってくれました。
その後、飼い主さんは退院しましたが、
重度の精神病であり、愛情はあっても飼育が難しいのでは?と
関係者で意見を共有していきました。
◯飼い方がネグレクトに近い状態
(給餌やトイレ掃除、散歩ができない)
◯ひんぱんに入院するが、その間に世話をする人がいない
(託せる親族や友人がいない、ペットホテルやシッターへ支払いができない)
◯飼い主さんは生活保護受給者で経済的に余裕がない中、
病気から購入する物品の優先順位が整理できず
ペット用品が下位になりフードや医療費等が捻出できない
お盆休み中、お世話に通うだけでは済まないと感じ、
その後、退院してきた飼い主さんとペットの見守りを続けました。
(つづく)
※過去に起きた事例を整理してアップしています。
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