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事例20230812(1)精神病を患う飼い主さんがヨーキーと猫2匹を飼育〜自覚のないネグレクト

    どうぶつがかりが2023年8月より関わってきた案件がようやく収束しました。

    発端は、江南区生活保護課職員からの相談。
    ◯精神病の飼い主さんが入院している
    ◯職員と保健師で交代でご飯をあげてきた
    ◯お盆休み中、世話に通ってもらえないか

    訪ねてみると、家の戸が開けっぱなしで、
    まだ生後半年足らずのヨーキーが外に出ています。
    2匹の猫もションボリしていました。

    家に入るとムッとする、いわゆるゴミ屋敷。

    ヨーキーはすでに新潟市動物愛護センターに
    「犬が外にいる!」と通報が入っていたそうで、そのままにはできず、
    預かりを快諾してくれたボラのSさんに託しました。

    Sさんが、フィラリア予防をしていないヨーキー君の検査・予防と
    (糞尿にまみれて臭かったので)トリミングに連れて行ってくれました。

    その後、飼い主さんは退院しましたが、
    重度の精神病であり、愛情はあっても飼育が難しいのでは?と
    関係者で意見を共有していきました。
    ◯飼い方がネグレクトに近い状態
     (給餌やトイレ掃除、散歩ができない)
    ◯ひんぱんに入院するが、その間に世話をする人がいない
     (託せる親族や友人がいない、ペットホテルやシッターへ支払いができない)
    ◯飼い主さんは生活保護受給者で経済的に余裕がない中、
     病気から購入する物品の優先順位が整理できず
     ペット用品が下位になりフードや医療費等が捻出できない

    お盆休み中、お世話に通うだけでは済まないと感じ、
    その後、退院してきた飼い主さんとペットの見守りを続けました。

    (つづく)

    ※過去に起きた事例を整理してアップしています。

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