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事例20231127 飼い主が亡くなったトラちゃん(1)〜引き出しまで

    どうぶつがかりは、トラちゃんという名にご縁があるようで、
    2匹目のトラちゃんは16歳のおばあちゃんです。

    昨年11月27日、どうぶつがかりをいつも応援してくださるAさんより相談が入りました。その知人のBさんが救急搬送されて猫が取り残されていると。しばらくAさんがお世話に通っていましたが、どうもBさんの余命は少なく、病院から戻る可能性が低くなってきました。
    Aさんは、Bさんより猫の譲渡同意書を得て保護をしようと試みましたが、Bさんが意識不明に陥り、そのまま亡くなってしまいました。さあ、そこからがたいへんです。

    Bさんは生活保護受給者で、家財道具(財産)に含まれる猫を引き取ってくれる身寄りがない。そうなると、大家が引き継ぐことになります。ただ、「これはやばいことになりそうだ」と事前にAさんとともに新潟市動物愛護センターにも相談を入れていたので、センター職員が引き出しの可能性を模索してくれることになりました。

    まずは、生活保護課に問い合わせ、親族がいることを突き止めましたがすでに認知症で施設に入っており、その後見人の弁護士に打診をして、大家にも事情を説明し、12月20日にAさん立ち会いの下、センター職員が引き出してセンター内で医療を受けながらの保護が始まりました。
    (つづく)

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