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事例20230819 飼い主さん急逝のためワンちゃんのシッターに

    どうぶつがかりメンバーの知人が、
    犬のランちゃんを置いて突然お空へ行きました。

    連絡を取り合っていた人より、救急車で運ばれた、と。
    そして翌朝の訃報です。あまりに急でした。

    入院中は知人といえども、状態は教えてもらえません。
    個人情報になるので、病院も、行政も、
    親族でなければ情報を流せないのです。
    (ちなみに親族とは、親子・夫婦・きょうだいで、おじさん・いとこでもダメです)
    身寄りがなく、生活保護だったため、亡くなった後は、
    新潟市役所生活保護課 → 新潟市動物愛護センターへと連絡が行きました。

    どうぶつがかりもまだ飼い主さんが生きているうちに
    LINEなどからランちゃんの世話を頼まれ、
    亡くなった後もそのままお世話に入りました。

    事情がわかりませんから、ずっと飼い主さんを待っているランちゃん。

    身寄りがない人が借家で亡くなると、その財産は、大家さんのものになります。
    犬も財産に含まれるので、当初は大家さんから
    新潟市動物愛護センターへ引き取り依頼を出す予定でした。
    しかし、親族が県外に見つかって、そちらから書類をもらうことに。

    飼い主さんが8月2日に亡くなり、
    誰がセンターに引き取り依頼書を提出するのか決定し、
    センターから書類を郵送して、親族に届き、書類がセンターに返送されて、
    ランちゃんが引き取られたのが8月14日。

    その間、どうぶつがかりメンバーが交代で朝夕お世話に通いました。

    センターの職員さんに引き取られていくランちゃん。

    この2週間に、いろいろありました…。
    〇お布団をトイレにしていたため、メンバーが洗濯や掃除、
     ビニールシートを貼るなど奮闘!
    〇大家さんとも連携して、お世話に入る許可をいただき、
     この猛暑ですからエアコンもつけっぱなしに。
    〇もともと気管虚脱の持病があり、薬も切れていたので病院へ。
    〇お盆でも、墓参りがあろうとも、お世話に通わないと行けません

    これから、よい飼い主さんが見つかりますように!

    ★どうぶつがかり基金より
     ランちゃんの診療とお薬代6930円を使わせていただきました。
     ありがとうございました!

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