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事例20230509(1)「空気よりも悲しみに満ちた家〜飼い主さんの救急搬送で、糞尿の家に取り残されたあずきちゃん」

    どうぶつがかりの活動至上、こんなにも悲しくてやるせない家はありませんでした。

    まだ寒さがきびしい2月24日、
    ケアマネのHさんより相談が入りました。
    「独居の飼い主さんが今日入院して、猫が取り残されている」
    緊急性を感じたのでメンバーと二人で現場に伺いました。
    待っていたHさんに「家の中はスゴイですから」と言われて入ると猛烈な悪臭。
    飼い主さんは排便をトイレではなく、オムツの中でしており、
    それがポロッと落ちたり漏れたりしたのでしょう。
    家のあちこちに人糞とおしっこが…。Hさんも何度も便を踏んだと言います。
    ペットの糞尿まみれの家は多く見ましたが、人間の排泄物は初めて。
    そこに何か月も前に食べ残しただろう、腐った食材の臭いが加わります。

    飼い主さんのベットも、おしっこでしょうか。マットはじんわりと湿っています。
    枕の上にも人間のモノらしきウンチが…。

    そんな寝具の中にあずきちゃんはいました。
    黒猫のはずですが、初診でカラーを「こげ茶」と書かれたほど便で色づいて、
    猫風邪でしょうか、目と鼻がぐちゃぐちゃでした。

    <続く>

    ※過去に起きた事例を整理してアップしています。

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