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「どうぶつがかり基金」使用報告①-1猫のミミちゃん

    みなさまからの寄付金は「どうぶつがかり基金」とし、248,000円となりました。
    今回、初めて使用さていただきました。ありがとうございました。

    使用金額>
    13,860円

    経緯〜現状>
    2020年9月、猫のミミちゃんの飼い主Sさん(70代)より相談が入りました。「肺がんで手術をするので、その間、猫の面倒を見てほしい」。たいへん真面目なSさんは、退院後すぐに働きましたが、しばらくして、どうぶつがかりスタッフに「食べるものがない」と連絡が来ます。
    スタッフが飛んでいくと、倒れて動けない状態。1週間ほとんど食べておらず、冷蔵庫も空っぽ。体調不良から会社を休みがちになり、勤め先は解雇。預金を切り崩して生活されていましたが、具合が悪くなりすぎて買い物に出られなかったのです。
    急きょ受診し、今度は間質性肺炎と診断されました。経済的にもきびしくなり、どうぶつがかりから新潟市健康福祉課に相談を入れ、担当の地域包括センターからケアマネが訪問。Sさんは公的支援を受けられることになりました。
    現在も病気は進行しており、入退院を繰り返し、いまは家でほぼ寝たきり。ミミちゃんのえさやりやトイレの掃除すらできなくなっています。とうとう主治医から「猫ちゃんを譲渡した方がいい」と言われました。ケアマネも介護施設に入ることを勧めています。しかし、Sさんは唯一の家族であるミミちゃんと別れたくありません。

    <どうぶつがかり基金の使用内容>
    Sさんの入院中、ミミちゃんが家中にオシッコをし始めたので、①膀胱炎の疑いを持ったこと、②10歳になるミミちゃんの健康診断を一度もしていなかったことから、動物病院を受診しました。
    結果、年の割には血液検査の結果はよく、膀胱にも異常は見られませんでした。

    その後、トイレ(新潟市内の里親さがし猫カフェおっぽ様より寄付)を新設し、旧トイレもきれいに洗って砂を全て変えたら、あちこちでのオシッコは止み、トイレでしてくれるようになりました。

    しかし、万が一にと撮ったレントゲンで、腰に近い背骨に癒着を発見。触ると痛み?を感じるようで嫌がることもわかりました。

    ミミちゃんは今後、譲渡に向かうと予想されます。ワクチン接種や健康診断、保護費など、引き続き費用が掛かると思いますので、よろしくお願いいたします。

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    doubutugakari@gmail.com 携帯09036410226(三浦)

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